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-snapshotオプションを使わずに、一時ファイルに名前を付けて使用する方法があります。
まず、RedHatのハードディスクイメージがあるとして、それに対する一時ファイルredhat-tmp.qcowを作ります。フォーマットは、QCOWもしくはQCOW2を選びます。
DOS> qemu-img create -b redhat.img -f qcow redhat-tmp.qcow
その後、作った一時ファイルをハードディスクとして指定してQEMUを起動します。
DOS> qemu -L ../pc-bios -hda redhat-temp.qcow
すると、RedHatが立ち上がります。
変更点は、redhat-temp.qcowに書き込まれますので、ベースファイルredhat.imgは保護されています。
変更を反映したい場合は、QEMUモニターでcommitします。
(qemu) commit hda
名前を付ける利点は、QEMUを終了しても、一時ファイルを指定することで変更点が残ることです。作業を継続することができます。また、元のハードディスクに変更を反映することが出来ます。