NASにVirtualBoxをインストールして古いOSを使う

最近のNAS(Network Attached Storage)は、高機能化していて仮想化環境も扱えるようになっています。NASとは、ネットワーク越しに使えるハードディスクです。

そこで、昔のPCをそのままディスクイメージに変換して使う方法が、紹介されています。

“昔のPC”をNASに保存、さらにリモートでも使用可能に!

記事では、ASUSTORのNASにVirtualBoxを導入して、Windows 7のPCをNASに移行する方法が詳しく説明されています。

移行したWindows 7を使う方法は2つあって、1つはリモートデスクトップを使う方法です。

もう1つは、ASUSTORのNASのHDMI端子を使ってディスプレイに出力できるそうです。

調べてみると、サポートされるモデルは、AS31/32/50/51/61/62/70だそうです。メモリーはなるべくたくさんないといけないので、AS50/51シリーズ以上の機種で、メモリーを増設して使わないといけません。最大で8GBだそうなので、仮想化されるOSは、1つか2つが精いっぱいではないでしょうか。

少しお値段が張るのがネックですかね。

「うるさい隣人」問題

仮想環境において、同居したサーバーがコンピューターのリソースを取り合うことを「うるさい隣人」問題というそうですね。

仮想環境における「うるさい隣人」問題 (1/3)

パフォーマンスの低下の原因には、CPU、メモリー、ネットワーク、ストレージなどあらゆる場所が考えられるそうです。

その中のストレージについて、少し詳しく言及されています。

完全にコントロールするためには、ハイパーバイザーかハードウェア側で制御しないといけない問題だと思います。

QEMU/KVMでセキュアブート

QEMU/KVMでセキュアブートを利用する方法が紹介されています。

第446回 QEMU/KVMでセキュアブートを利用する

セキュアブートを実現するには、3つも鍵が必要なんですね。公開鍵と秘密鍵を作って、それを利用して鍵をNVRAM領域に書き込む必要があるそうです。

少し手間がかかります。QEMUを使って体験してみると、セキュアブートの理解が進んでいいのではないでしょうか。