最近のQEMUをWindowsで作ってみた

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QEMUをWindowsで作るには、MSYS2という環境を使うわけです。msys2-x86_64-20161025.exeというのを使って作ったMSYS2で、去年QEMUを作ろうとしたらエラーで作ることもできずそのままになっていました。

そこで、ちょっと本腰を入れて作ってみました。

エラーは、export dashlessという表示がされるエラーなのですが、調べてみるとMSYS2のエラーのようです。

そこで、pacman -Syuでパッケージを全部アップデートして対処しました。このエラーは出なくなりました。

ところが、capstone.libをmakeするルールがありません、というエラーが出ます。仕方ないのでconfigureに--disable-capstoneをつけて対処しました。

すると、めでたくQEMUを作ることができました。

こんな感じのconfigureです。

./configure --target-list=x86_64-softmmu --python=/usr/bin/python2 --disable-capstone

Python2については、MSYSのものを使ったので指定しています。capstone.libはMinGW64の問題のようでメーリングリストにも出ていましたが、使わないように指定するしか今のところ対処の方法はなかったです。あとtexinfoの警告が出ていますが、MSYS2の問題です。

簡単ですが、何かの参考になれば。

VMware Workstation 14 Player にUbuntu 18.04をインストール

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VMware PlayerにUbuntu 18.04をインストールしてみました。最初、VMware Player 12.5.5に簡易インストールを使ってインストールしようとしても途中で止まるため、VMware Playerを14.1.2にアップグレードしました。

ところが、VMware Player 14.1.2を使っても、簡易インストールは、Creating ext4 file systemのところで止まってしまいます。

仕方ないので、簡易インストールはせずに、空のディスクを作って、手動でUbuntu 18.04のDVD-ROMイメージをセットしてインストールしました。
インストールは完了しました。

VMware Toolsは、aptを使ってインストールしました。端末は画面の右クリックのメニューの一番下から起動できます。

sudo apt install open-vm-tools

あと、いろいろな設定は、画面の右上をクリックすると出てくるトンボのようなマークから設定することができます。

電源のブランクスクリーンをしないにしました。プライバシーの画面ロックから自動ロックをオフにしました。

また、画面の右クリックして出てくる画面で、名前をクリックして出てくるアカウント設定から自動ログインをオンに設定しました。このとき、ウィンドウの右上に出てくるロックを解除というボタンを押さないと設定できませんでした。

簡単によく使うものを設定しました。

簡易インストールできない問題は解決できませんでした。VWware PlayerかUbuntuのバージョンアップを待つしかないでしょうか。