『入門Python3』を読みました。読みごたえがあって1か月ぐらいかかりました。
内容は、文字列やリスト、辞書といった基礎的なことから始まり、ウェブや並行処理、ネットワークの話まで広く解説がされています。
いろいろ勉強になりましたが、初心者の人には難しいと思います。どちらかというと、簡単なプログラミングの話はわかる人、ほかのプログラミング言語をやったことのある人向けのように思います。
丁寧に解説されていますので、内容がわからないといったことはありません。
各章に練習問題があり、その模範解答が章末にあるのがよいです。やはり問題を解かないとプログラミングの力はつかないですし。
自分の場合は、もう少し文字列やリスト、タプル、辞書の使い方を勉強したいなと思いました。いろいろな分野でPythonが使われていて面白かったですけど。
プログラミングは、Windows上のMSYS2で行いました。virtualenvを使って仮想環境を作りました。それには、MSYS版のPython3を使わないといけませんでした。ライブラリはほぼpipでインストールできましたが、ZeroMQだけはできませんでした。MinGW版のPython3にはmingw-w64-x86_64-python3-pyzmqというパッケージがあるのでこれを使いました。geventやfabricというパッケージのインストールにはとても時間がかかりました。最初フリーズしたのかと思いました。でも、使えるのですごいです。
これで、RubyとPythonの両方の入門書を読んでみました。ウェブで使う分にはどちらもあまり違いがわかりませんでした。最近の本屋さんに行くとPythonの入門書がとても多く、これからはPythonの時代のようにも思います。海外では、Pythonのようですので一時的な流行りでもなさそうですし。
ウェブサービスの作り方を勉強したいので、Flaskというフレームワークがいいかなと思っています。Djangoもやってみましたけど、大きすぎてもう少し簡単なフレームワークを使ってみたいなと思います。