-serial pipe とwindbg

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-serial pipe:com_1とwindbgを使ったときの、スピードを上げるパッチを作った。windbgを使わない時と同じくらいのスピードが出るようになります。
問題は、CPUのロードが大きいときにデバイスを扱うループの実行回数が減ってしまうことにありました。たとえば、CPUがアイドルのときは1000回/秒あるのですが、CPUが動き出すと130回/秒になってしまって、データの受信速度が極端に遅くなるのが原因でした。本当は、データの送受信があるときは、ループがたくさん回らないといけないですけど。
強制的に、CPUのループを抜け出してデバイスを扱うようにしています。そのため、少し効率が悪いので他の目的には適さないかもしれません。
シリアルは、ポーリングをすることでデータが来たことを検出しているのですが、シグナルを使ったものに変えてくれと言われています。メーリングリストに投稿するのはそのあとです。
レスポンスがよくなって、これなら使えるという感じです。ただ、windbgのコマンドを知らないのでまずそれからですけど。
http://www.h7.dion.ne.jp/~qemu-win/download/qemu-20060709-windbg.patch
調べてたら、windbgの使い方が書かれているのを見つけました。すごい。
http://www.ttoyota.com/php/windbgintro.php

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「-serial pipe とwindbg」への2件のフィードバック

  1. qemu-win.batを実行すると
    Could not open '\.kqemu' - QEMU acceleration layer not activated
    と表示される。

  2. Kqemuがインストールされていないのではないですか。QEMUとは別にインストールする必要がありますので、QEMUのホームページからkqemu-1.3.0pre9.tar.gzをダウンロードしてインストールしてみてください。

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