VirtualBox 5.0の準仮想化クロックをgettimeofday()を使って測定された方がいらっしゃいました。
VirtualBox 5 で利用可能になった Paravirtualization 機能 kvmclock を使う
kvm-clockは、TSC(Time Stamp Counter)より2倍くらい遅いそうです。
TSCはCPUが刻んでいるタイマーです。タイマーとしては一定のリズムを刻んでほしいのです。しかし、昔のCPUではCPUがスリープモードになったりして周波数を落とすと、一緒になって遅くなってしまうことがあったそうです。最近のCPUでは大丈夫なようですが。また、TSCの値がCPUのコアごとに少しずつずれてしまうのです。それで、なかなか安定したタイマーとしては使いにくいのです。
調べてみると、kvm-clockもTSCを使っています。詳しくは次の記事に書きます。