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VirtualBox 5.0RC2が登場

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VirtualBox 5.0のリリースが間近のようです。

VirtualBox 5.0リリース間近、RC2が登場。準仮想化でWindowsやLinuxの性能向上、USB 3.0対応など

準仮想化に対応ということで少し調べてみました。

準仮想化インターフェースという設定項目ができた。

Xenのように準仮想化のカーネルを動かすかと思ったけどそうでないようです。

マニュアルを読んでみると、ゲストOSの準仮想化機能にインターフェースを提供してエミュレーションの精度を上げるもののようです。

デフォルト、Legacy、Minimal、Hyper-V、KVMと選択項目があります。

デフォルトだと、ゲストOSのタイプによって変わります。

MinimalはTSC(タイムスタンプカウンター)とAPICの周波数をゲストOSに提供する。MacOSに推奨。

KVMだと、Linuxカーネル2.6.25以上で、準仮想化クロックとSMPスピンロックを提供する。Linuxに推奨。

Hyper-VだとWindows 7以上で、準仮想化クロック、APICの周波数の通知、タイマーのチェックの緩和。WindowsとFreeBSDに推奨。

Legacyだと何もやらないのか記述がないです。

ゲストOSの時間の問題は複雑でパフォーマンスにも大きな影響があったので、その改善に役立つのではないでしょうか。

仮想化・サーバー統合の動きが加速

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Windows Server 2003のサポートが7月15日で終了します。しかし、2014年度のIAサーバーは前年割れだそうです。

仮想化・サーバー統合と「Windows Server 2003」リプレース

IAサーバーの台数は増えませんでしたが、Windows Server 2003からの移行は進んでいます。

それでも増えない理由はサーバーの仮想化や統合が進んでいるからです。素直にWindows Server 2012 R2になっているのは80%だそうです。

仮想化は64%、サーバー統合は69%の企業が実施です。

だいたい6割強ですね。やっとここまできたかという感じです。

クラウドの普及もこれからがむしろ本番なのでしょう。どれくらいの割合まで行くでしょうか。仮想化よりは少なくなると思いますけどね。

XeonのFPGAは2016年から

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インテルがアルテラを買収しましたが、FPGAをXeonに載せる詳細が紹介されています。

インテル、ISCA 2015でXeon+FPGAの詳細を公開

まずはOpenCLをFPGAで使う方法が考えられています。

そのほかに、ディープラーニングとかネットワークのOpen vSwitchのオフロード、金融機関のHigh Frequency Trading Acceleratorとか。

基本的にどんなプログラムでも回路に直せば使えると思いますけどね。

2016年に出荷が予定されているそうですから、楽しみに待ちましょう。

OpenStackの効率化

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OpenStackが何を効率化するのかについて紹介されています。

OpenStackを使うと、結局何を効率化できるのか? (1/2)

この記事では、運用面でのメリットが述べられています。

記事で触れられていないことをしいて挙げるとするなら自前でシステムを構築する場合、仮想化ソフトやクラウドソフトのインストールが必要になることでしょうか。

運用する人の判断や作業が省力化されているんですね。

コンピュータを何十台何百台と管理しなければならない場合にとても有効なのだと思います。

Windows 10のUniversal Windows App

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Windows 10では、Universal Windows Appという形式でアプリケーションが配布されるようですね。

Windows 10世代では、アプリケーションはUniversal Windows Appに

すべてのアプリケーションがこの形式になるのでしょうか。

AndroidやiOSのアプリもWindows 10で実行できるようにしていますね。紹介されているプロジェクトの中では、Project Astoriaというのが気になりました。

Androidのファイルシステム、ネットワーキング、カメラ、センサーのAPI呼び出しをフックしてUWP(Universal Windows Platform)というアプリ実行基盤に変換するのだそうです。

Androidの実行ファイルをエミュレーションで実行させるもののようですがどこまで実現できるのでしょう。

Windows Phoneはどれくらい売れますかね。

QEMUとFPGA

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インテルがアルテラを買収するそうですね。XeonにFPGAを組み込む計画があるそうです。

インテル、プログラマブルなLSI「FPGA」大手のアルテラ買収を発表。XeonにFPGAを組み込む計画も表明

そこで思ったのですが、QEMUのダイナミックトランスレートの部分をFPGAに書き込んで実行させたら少しは早くなりそう。

2倍くらいにはなりそうな気がします。

プログラムの実行時に書き込みができるようにするんですかね。それとも、OSが立ち上がる前に書き込んでおかないと使えないのかな。

VT-xには足元にも及びませんが、FPGAの使いかたの1つにはなりますかね。

Xeon E7 v3

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Xeon E7 v3が発表されました。

Haswellアーキテクチャの最上位プロセッサ「Xeon E7 v3」

最大18コア、36スレッドです。すごいですね。
メモリもすごくて、8ソケットだと144コア、288スレッド、12TBにもなるそうです。ちょっとしたSSD並みになりますね。

仮想化関係としては、VMCSシャドウイングとハイパバイザーのEPT A/Dビットをハードウェアでサポートします。Xeon E5 v3でもサポートされているとか。こちらの方が身近ですね。

普通の人に手が届くものではなさそうですが、サーバーとしては進化しているというところでしょうか。

富士通のOpenStack移行

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富士通が社内システムをOpenStackへ移行するのだそうです。

「富士通、社内システムを全面的にOpenStackへ移行」の本当の衝撃 (1/3)

社内でサーバーの集約が十分進んでないため、OpenStackで一気に進めてしまおうという意図のようです。

これを聞いて決意はすごいと思うのですが、危ういものを感じました。サーバーの集約が進んでいないということは業務が変革していないということだと思います。コンピュータのシステムを変えることをトップダウンで進めるだけで業務が変わるかというと、そうではないような気がします。

OpenStackへの移行はできるところから始めて、メリットを十分わかった上で段階的に移行するのが自然です。オープンソースのソフトウェアの安定性は、それを修正できる技術があってこそ発揮されます。技術者が十分育っていればいいのですがね。

うまくいくといいですね。

x86_64ゲストがカーネルパニックで起動しない

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x86_64ゲストがカーネルパニックで起動しないバグを見つけてしまいました。

QEMUの2.3.0を作ろうとしています。何の気なしにx86_64のゲストを起動したところ、カーネルパニックが発生。最初MinGWの問題かと思いました。VMware Player上のUbuntu 14.04ホストでも発生することがわかりました。

起動するゲストOSと起動しないものがあります。32bitのゲストOSは起動します。64bitのゲストOSは、起動するものは、Fedora 10です。Fedora Core 4は起動しません。Ubuntu 12.04は、-m 2048オプションをつけると起動しますが、つけないと起動しません。

さて、どうしたものでしょう。